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屋上防水 改質アスファルトシート防水 被せ工法

こんにちは。
名古屋市守山区の大規模修繕工事、屋上防水で改質アスファルトシート防水の被せ工法を行っています。
分譲マンションの屋上は、アスファルトシート防水が施工されている事が多いです。

道路にも使われているアスファルトをシート状にした物がアスファルトシートです。
アスファルトは熱を加えると溶け、冷えると固まるので、アスファルトシートを炙って溶かし張り付けるのがアスファルトシート防水となります。

今回は既設のアスファルトシートの上から防水を行う被せ工法を行いました。

既設がアスファルトシート防水の場合、まず立上り部分の撤去を行います。
立上り部分は、被せを行う時に熱を加えると膨らんでしまい、密着しない為撤去を行います。

立上りの撤去後、プライマー塗布後、入隅み(角の部分)に増し貼りを行います。
撤去してから立上り部分の防水まで時間が空いてしまう場合は、雨に降られると漏水する為
仮防水を行う必要があります。

既設のアスファルトシートに下地活性剤を塗布します。
下地活性剤は既設のシートと新しく貼るシートがくっつくようになる接着材のような物です。

改質アスファルトシートをトーチで炙り貼り付けて行きます。
「改質」アスファルトシートというのは、昔のアスファルトシートから温度特性や耐候性をさらに強化物です。
シートの表面は砂がついていて、裏側がバーナーで炙ると溶けてくっつくようになっています。


あとは保護塗装をして完了です。
保護塗装は大規模修繕工事の終盤に行う事が多いです。
工事中、屋上は人の出入りが多い為、塗装で汚れたりするので
工事が落ち着いたタイミングで保護塗装を行います。

防水にも色々な種類があり、既設の種類、劣化状況に合わせた防水を選定する事が大切です。
屋上に上がる事が可能な建物であれば、定期的に点検を行う事をお勧めします。

早川

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