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シーリング材のお話

皆さんはシーリングをご存知でしょうか?
窓サッシ廻りや建物の外壁に縦や横に線状に施工されている
ゴムのような部分の事です。
コーキングとも呼ばれるこの部分ですが
接着性、防水性、柔軟性があり
コンクリートとアルミなど異種の素材の境目に使われます。
さて、このシーリングですが
ホームセンターでも多種多様な種類が販売されているのを
ご存知でしょうか?
グレーやブラックなど色の違いや
値段もピンキリで初めて目にすると何が何だか分からない事
間違いなしです。
シーリング材は用途や素材によって実に様々な種類がありますが
大きく分けると3種類のシーリング材があります。
変性シリコン、ウレタン、シリコンの3つです。
ホームセンターで一番安く売られているのはシリコンで
DIYで壁の補修や隙間埋めに使ったことがある方も多いのではないでしょうか?
よく調査で伺った際に見かけるDIY補修された部分は、ほぼシリコンで
施工されています。
実はこのシリコンシーリング、なかなかのクセものでして
・硬化後シリコンオイルが表面に出てきてホコリが付着する。
・シリコンオイルが下部に流れて、そこにホコリが付着する。
・動きに弱く、下地が動くと破断してしまう。
・塗装しても塗料がのらない。
・撤去しづらい
・一度施工すると、シリコンシーリングしか重ねられない。
などなど・・・
ただし、
・耐久性自体は高い
・とにかく安い
など、いい点もあります。
とはいえ、弱点が目立ちすぎて
プロからすると出来れば使用を避けて欲しいシーリング材です・・・
これらの弱点を解消したのが変性シリコンですが
ホームセンターだとシリコンよりも2.5倍ほどのお値段なので
適材適所といったところですね。

次回はシーリング施工時注意点をお話ししたいと思います。

𠮷田

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