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建築用エポキシ樹脂

今日はちょっと材料のお話です。

皆さんはエポキシ樹脂というのご存知でしょうか?
身近なところでいうと、2つの液体を混ぜて使う接着剤。
手芸をされている方は、レジンアクセサリーに使う透明の部分がエポキシ樹脂です。
エポキシ樹脂とひとえにいっても、実に様々なエポキシ樹脂が存在します。
可とう性といってカチカチにならずに少し弾力を持つもの、熱に強いもの、硬化が早いもの、固まった後に削りやすいものなどなど。そんなエポキシ樹脂ですが、建物の補修で使う秘密兵器に含侵性のエポキシ樹脂というものがあります。

なんとなく漢字で想像がつくと思いますがとある材料に染み込んでいく性能です。
とあるそざいとは?
マンションの大規模修繕工事を得意とするナグラ産業が最も頻繁に関わる素材。
そう「コンクリート」です。
一般的に0.1mmよりも小さなクラックは直そうと思っても材料が中に入らないか、強く擦り付けてもごくわずかにヒビのなかに補修材が入る程度です。
そこで登場するのが含侵系エポキシ樹脂です。

目視では発見ができないような0.01mmのクラックでも入り込み、中でしっかりと固まります。
しかも、一般的にエポキシ樹脂は硬化するまでは水に弱いですがナグラが採用している含侵系エポキシ樹脂は湿っていてもしっかりと接着する為、漏水対策にも応用できます。
ただし、細かい場所に入り込める分、垂れやすく、コストもかかるので全ての場所に使えばいいというものでもありません。

状態を見極めて、様々な材料・工法から建物にもお客様にも最善を提供する。
ここが我々プロの腕の見せ所です。
日々精進!

吉田

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