実績紹介

 >  > 防水層の下の雨水侵入路

防水層の下の雨水侵入路

ルーフバルコニーなどの防水層の下に雨水がまわってしまい下階はの雨漏れの被害にあったことありませんか?
雨水の漏水箇所を特定するのは高い技術力と納まりを熟知している経験を伴います。
今回は四階建ての建物の三階ルーフバルコニーに上記の事柄が発生しました。

 

パラペットの立ち上がりも低く当初は台風などの吹降りにパラペットのアルミ笠木と立ち上がり被せからの漏水かと判断して被せ部分にシールを施しました。(万が一雨がアルミ笠木から侵入した場合抜ける所が無くなってしまうので泣く泣くの施工です。)
ですが後日の大雨を伴う台風通過後に確認しましたが症状は改善されていませんでした。
あと考えられる漏水箇所はアルミ製のサンルーフの柱内からの侵入が一番怪しい箇所となりました。

 

本来あるはずの屋根も無く柱の先端キャップも無く空洞の柱内から後打ちのコンクリート(たぶんモルタル)の架台を伝いコンクリートの素から雨が防水層を潜ってしまったと考えられます。処理方法として①屋根を被せる②先端キャップを嵌める③柱根元に穴を開けてグラウト材もしくはエポキシ樹脂を流し込む
これで漏水も止水できます。

 

漏水箇所の特定は手間隙は掛かりますが考えられる原因を一つ一つ潰していく根気がいる作業です。

神谷

New Entry

Category

Tag

Archives

Others