こんにちは!
アフター担当の早川です。
唐突ですが、上記の写真を見比べてください。
ビフォーアフターの画像のように見えますが、この二つは3年前の同じ時期に取り付けた電灯です。
どうして片方だけこんなに腐食したかと言うと、給湯器からの排ガスが当たっていたのが原因です。
キレイな方は、給湯器の排気にカバーを付けてありました。
腐食した方は、カバーが無く給湯器からの排ガスが電灯に当たっている状態でした。
給湯器からの排ガスは、都市ガスかプロパンガスかで若干変わりますが硫黄酸化物と窒素酸化物が含まれています。
これは、硫酸や硝酸の腐食性のガスで、塗装を劣化させたり金属腐食を引き起こします。
以前もブログの中で給湯器の排気の事を書いてますね。
給湯器の設置場所には消防法上の設置基準がありますが、
これはどちらかと言うと排気と一緒に出てくる熱による火事や不完全燃焼による一酸化炭素中毒にならない為の基準です。
戸建の住宅でも、マンションやアパートでも給湯器の排気が壁や電灯などに当たるような状態だと、
想像以上早く劣化が引き起こされます。
自分の家に給湯器がある方は、排気がどこに流れているか確認しておくことをお勧め致します。
早川