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パラペットのアゴ裏補修を

 

こんにちは。ビルディングドクター吉田です。
今日は、パラペットのアゴ裏補修をしてきました。
割と新しいマンションでしたが
鉄筋爆裂がちらほら。

原因は鉄筋までのコンクリートの厚みの不足と
水切り目地が未設置だと考えられます。
水切り目地はベランダや廊下のの天井によく見られる溝で
パッと見だと何も意味もなく飾りのように見えますが
実は非常に重要な溝なのです。

これがあると雨が壁を伝って天井に流れずに

に溝の角で下に落ちますが
無いと天井を伝って、廊下内に垂れてしまいます。
パラペットの場合は
防水層の端末部へつたうことなく
土間部分へ落とすことができます。

ちなみに水切りが設置されているパラペットはこちら。

ただ、溝が無いからと言っても
すぐに悪影響が出るわけは無く
後から対策もとれるので
設置されてない箇所をみつけてもご安心ください。

DCP PHOTO

（対策の一例）

これで建物　長イキイキ！

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