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防水の納まりは大切

防水の種類は非常に多くあるため、どれがどの種類の防水か、というのは知識がないとなかなか判別できません。“塩ビシート防水”はマンションではあまり見ることはないかもしれませんが、シートの厚みもある程度あり、適切な施工を行えば非常に高い耐久性が期待できます。しかし、逆に言うと適切な施工をしなければ不具合も出やすくなってしまいます。写真は、端部に押さえ金物を設置しなかったことで、シートが剥がれてきてしまっている状態です。上に向かって口が開いているので、雨水は入りっぱなしの状態で、防水機能は既に無くなっています。立上り部のシートは接着材で貼るため、時間がたつと接着材が劣化してきて接着が弱くなりますが、それを補完するためにシートを機械的に押さえるための金物を設置する必要があります。施工前に納まりの検討をしっかり行っておかないと、今回の写真のようなやりっぱなし施工になってしまいます。10年、20年先を見据えた施工が非常に大切です。

 

ナグラ産業㈱ 尾崎

 

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