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側溝防水の不備による不具合

側溝防水がしっかりと塗り込まれていないことによる不具合事例をご紹介します。写真は、エアコン室外機の排水が流れ出る配管周囲の防水がしっかりと塗り込まれていないことが原因で発生した不具合です。配管を取り付ける鉄筋が錆びてしまい、爆裂を起こして膨張し、床のタイルを押し上げてしまっているものです。側溝はしっかりと防水されているように見えますが、死角になる端部の部分に防水が塗られていません。施工と施工完了時の確認が確実に行われなかったことが原因です。見る側からすると死角になるため、確認しづらい部分ではありますが、こういった確認しづらい部分が往々にして不具合を引き起こす原因となります。建物を長生きさせる、という観点からすると、確認しやすい部分よりも、こういった死角になりやすい部分を徹底してチェックする必要があります。見た目が良くても実は不具合を抱えているということが多くあるため、確認する側はこういった視点が重要となります。

ナグラ産業㈱ 尾崎

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