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ALCのシーリングについて〜その1〜

今回は鉄骨造(S造)に外壁がALCの外装改修工事についてです。

ALCは鉄骨に沿わせて並べて外壁を形成するだけなので雨仕舞いとしてはシーリングに頼るしか無い工法です。

ALCパネルに使用するシーリング材は、モジュラスの低い耐久性があり経年劣化が少なく、
50%引張応力の値が 0.3N/mm 2 以下のモジュラスの低いタイプを使用するとあります。

モジュラスの低いと聞いても『?』となると思います。
モジュラスとはゴム弾性体が一定の歪みを与えられた時の応力のことです。

ん⁉︎また『?』となりましたかね?
モジュラスとは要するに原型を保つために抵抗しようとする力のことです。
よって低いモジュラスのシーリングは伸びたら伸びたままだと言えます。

では何故ALCには低モジュラスのシーリング材が良いかというと、
主軸の構造体がピン構造で建っているS造や木造などの建物は、
地震、風圧やその他の振動等を受けた時の動きが大きくその外壁材も追従して動いてしまいます。

なので外壁のジョイントの目地も幅が広くなったり狭くなったり動きも激しく、
均等に割付けられていた目地も建物が動いてしまうことで外壁材がどちらかに寄ってしまい、
広がった目地の方のシーリングは伸びきって耐えられなくなります。
そこに高モジュラスのシーリング材を使用していればゴムを元に戻そうとする力が大きいのでシーリングは切れてしまいます。
低モジュラスのシーリング材を使用していればゴムは伸びたままなのでシーリングは切れることなく、目地の止水ジョイント材として保つことができます。


神谷

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