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塗装から防水へ

建築基準法で定められた様々な法に基づいて、建物はその形状をなしています。

今回は前面道路の反対側の境界線から一定の勾配で記された線、道路斜線の適用により建物上階がセットバックしている部位の仕上げについてのお話です。

道路斜線制限のため真っ直ぐな壁を造ることができなかった部位は壁を斜めにして斜壁として納めます。
壁が斜めになっているので当然お天道様から降ってくる雨も当たる面が多くなります。
以前の修繕工事では塗装仕上げで納めていた部位ですが、
先に述べた通りの状況なので塗膜の浮きやめくれが著しく、また塗装仕上げで納めると今後はその階の部屋内の天井だけではなく壁にも漏水する可能性があると判断したので、塗装されている塗膜を全て剥離しコンクリート面の下地処理のうえ防水仕様に変更提案しました。

足場が組上がってからでしか状態が判らない部位でも、
建物の先を見越した延命を提案することを常に心掛けて工事をさせていただいております。

神谷

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