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塗料もいろいろ

こんにちは、先日少し変わった塗料でお見積りをさせていただいたので、外壁塗料について少しお話したいと思います。

外壁塗料の役割は大きく分類すると ①美観の保持 ②躯体の保護 が挙げられると思います。美観の保持は言うまでもなく、鮮やかな色見で建物が塗られていたら綺麗に見えますし、塗料そのものにも艶があれば、汚れをはじきやすくなります。つまり、外壁塗料を塗っていることにより、塗料そのものも美しいですし、汚れを防止する機能を併せ持っているのです。とはいえ、別に汚れていても気にならないという方も一定数いるかと思います。そんな方にお伝えしたい、外壁塗装の役割こそ②の躯体の保護です。建物は、日々太陽光や雨にさらされていますが、塗装を行うことによって塗料がそのダメージを受け止めてくれます。もちろん、全てのダメージを0にするとまでは言えませんが、躯体の保護をしてくれるのです。劣化してきた塗料はこの役割が十分に担えないため、そのまま放置すると建物の躯体が劣化する可能性があります。

そんな塗料ですが、外壁塗料とひとえに言っても非常に多くの種類があります。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などなど。改修で登場する機会が多いのはシリコンですが、最近はフッ素を使われる物件も増えてきました。シリコン塗料の場合、塗り替えまでの目安が10年~13年とされているので、一般的な大規模修繕の推奨サイクルにも近く、重宝されているのかなぁと思います。

話が逸れてしまいましたが、少し変わった塗料は上記のいずれの分類にも属さない塗料です。セラミック塗材にカテゴライズされる「ガイナ」という塗料です。このガイナ塗料、ロケット開発技術を応用して開発された塗料で、あまり一般的ではないかもしれません。なんと、断熱効果がある塗料なのです。外壁にぬれば、放熱を抑えることができ、冬などは従来より室内を暖かく保てるようです。また、内装に採用すれば、夏場は室内の冷たい冷気の放出を抑えられるそう。ガイナ塗料は、温度の上がり下がりを避けたいような場所・・・たとえば畜舎や船、病院などを始めとした、さまざまな施設で使われているようです。

通常の塗料よりもお値段は張ってしまうのですが、下塗り材を適宜選定することで様々な部位に塗れるそうです。ここ数年のエネルギー高騰もあり、省エネ思考、断熱化がちょっとしたブームになっています。もしかしたら、この風潮が追い風となり、ガイナ塗料もますますポピュラーになるかもしれません。

ガイナで壁の塗り替えをしてみたい!というかたはお気軽にご相談ください(^^)/

 

猪股

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