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ベランダは共有部だけど・・・

マンションのベランダは、なんで共有部として定められているのか不思議に思ったことはありませんか?

実際には、その部屋の住民さん以外はほとんど立入できない、まさに占有している場所ですよね。実は私もこの理由は先日初めてしったのですが、災害時などの避難、救助に使用するスペースのため共用部として定められているそうです。共用部のベランダではありますが、ベランダの劣化具合はその部屋の住民さん以外はほとんど気が付くことができません。「これは不具合かな?」と思ったら、ぜひ管理組合に相談して点検をしてみてはいかがでしょうか。

先日、部屋のベランダの防水層にクラックが入っているとご相談をいただいたのですが、拝見してみると防水層に多数の傷が入っており、近いうちに修繕が必要な状態となっていました。そして、お問合せのあったお隣の部屋のベランダも見たところ、防水層がバキバキに割れており、今すぐにでもやり替えたほうがいい・・・。そんな状態でした。


最初に問い合わせていただいた方が、もし何も気にしなかったら、近いうちに漏水の被害が出ていたかもしれません。

やはり、雨や自然光に晒される場所というのは、気づかないうちに劣化が進んでしまいます。ベランダは、占有に近い状態なのでなかなか気が付くのが難しく、知らぬ間に劣化が進んでいるパターンも見受けられます。逆に言えば、一人一人の気づきで、劣化の進行をを緩やかにして、建物を長生きさせることもできるのです。

もし「おかしいな?」と思うことがあればお気軽にご相談ください!

 

猪股

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