こんにちは。ビルディングドクター吉田です。
今日はなかなか見る事のできない
建物の中身のご紹介です。
先日、神谷氏のブログでモルタルの厚みを知るために
コンクリートをくり抜いた記載がありましたが
くり抜かれた側はこうなっています。
ちょっと角度を変えて
5cm近く奥行きがありますが
表面上のひび割れが奥まで続いているのが良く分かります。
実はこのひび割れ、表面はさほど太いひびではありません。
塗装面(幅 0.15mm)、塗膜無し面(幅 0.4mm)と
ひび割れが大きくなっているのです。
良く分かる写真がコチラ
表面上、細いからと言って侮ってはいけないですね!
太さと動きの有無で補修の工法が変わりますが
0.4mmなので自動低圧式エポキシ樹脂注入工法という
水に近いサラサラのエポキシ樹脂を
1日かけてしみ込ませる工法で直します。
しっかりと施工して、建物 長イキイキ!
𠮷田