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アスベスト対策

 

昨今、改修工事業界ではアスベスト対策の強化が進んでいます。
アスベストと聞くと鉄骨に吹付けてあるロックウールという凸凹したものや
理科の実験でアルコールランプとビーカーの間に挟むものを想像する方が多いと思います。
我が家は鉄筋コンクリートの建物だから大丈夫だろう…

いえいえ、そうではないのです。

実は築2.30年の建物の塗装材料にも含まれている事が多いという調査結果が4年ほど前に明らかになりました。
塗装材料の中でも、粒々の模様を作っている下塗り材に含まれているため
足場の固定用金具を取り付ける際に建物に穴をあけるだけでも
厳密には粉が飛散します。
今では事前にアスベストの含有を測定して、検出された場合は
飛散対策等、国の指導要領に沿って工事を行います。
例えば、写真の材料は粘性を持った液体で
粉を濡らして飛ばないようにしたり、シートなどに薄めた物を吹きかけておくと
仮に飛散してもキャッチしてくれる優れものです。
まだまだ民間工事にはアスベスト対策が浸透していませんが
今後は標準化されていく事と思います。
我々も日々勉強です!

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