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シーリングメジの在り方

鉄筋コンクリートの躯体は建物全体を一度にコンクリートを打設するのではなく打継ぎメジを設けて階数毎にコンクリートを打設します。またクラックの防止処置として構造スリットを設けて建物の動きに負荷を掛けない処置もしています。その部分にはコンクリートに対して捨てシーリングを充填して止水処理をします。

外壁の仕上げがタイル張りの場合はその捨てシーリングとタイルの化粧シーリングが同じ位置になるように現場監督は内部の造作の施工図を完成させサッシの位置を確定してタイル割図を描き躯体の施工図を描きます。

写真のように捨てシーリングと化粧シーリングが同じ位置ではないと捨てシーリングにタイルが被り捨てシーリングが破断した場合は漏水に繋がりタイルもとても浮き易く剥がれ落ちる可能性もあります。

建物を造って終わりではなく造ってからが生活や仕事の基盤の始まりとなるので適切な手順で施工することは建物を長く維持するうえでとても大切なことです。

神谷

 

 

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