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下地補修での一コマ

こんにちわ。
ビルディングドクター吉田です。
今日は現在施工中の下地補修現場で見かけた写真を紹介します。
まずはこちらをご覧ください。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、これは斫ったタイルの横から見たタイル浮きの発生状況です。
赤色の矢印部分が建物の躯体と貼付けモルタル(接着剤)の浮きで緑色の矢印部分が貼付けモルタルとタイルの浮きです。
一般的に赤矢印の浮きを下地浮き、緑矢印の浮きを陶片(とうへん)浮きといいます。
この他にも、コンクリートを打った後の表面のでこぼこを消すために塗ったモルタルと貼付けモルタルの間が浮く場合もあります。
いずれかの部分が浮く場合もあれば、3パターン全てで浮く、多層浮きというものもあります。
それぞれの補修方法は今回は割愛しますがこの隙間にエポキシ樹脂を注入して接着して剥がれ落ちるのを防ぎます。

大規模修繕工事を経験された方も実際にタイル浮きを目で見ることはなかなか無いと思います。
以上、ちょっぴり珍しい写真のご紹介でした。

 

𠮷田

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